トリートメントは毛先だけ?全体?美容師が教える正しい使い方
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トリートメントは毛先だけで本当にOK?
「トリートメントって毛先だけでいいんですよね?」
美容室でよく聞かれる質問のひとつですが、実は“毛先だけ”では不十分なことも多いのです。
もちろん、髪の状態やトリートメントの種類にもよりますが、「中間〜毛先」に塗るのが基本であり、「頭皮には付けない」というのが大原則です。
毛先だけで足りるかどうかは、以下のような要因で変わります:
- 髪の長さ・量
- ダメージの度合い
- 日頃のアイロンやカラー頻度
つまり「毛先だけ」でいい場合もあれば、「中間〜毛先までしっかり塗る」方が効果的な場合もあるということ。
リンス・コンディショナーとの違い
混同されやすい「リンス」「コンディショナー」「トリートメント」。それぞれの違いを正しく理解することが、正しい使い分けへの第一歩です。
- リンス:髪の表面をコーティングして、手触りをよくする役割
- コンディショナー:リンスよりやや内部に作用し、なめらかさと保護を兼ねる
- トリートメント:髪の内部に栄養や補修成分を浸透させ、ダメージをケア
このように、トリートメントは補修力が高く、内部補修に特化したアイテム。単なる「手触りの良さ」とは異なる役割を持ちます。
トリートメントを塗る場所と量の正解
トリートメントはどこに、どれくらい塗るのが正解なのでしょうか?
誤解されがちですが、「たくさん使えば良い」というわけではありません。
塗るべき場所
- 基本:中間〜毛先
- ハイダメージ:中間からしっかりめに
- 頭皮には塗らない:毛穴の詰まり・ニキビの原因になる
使用量の目安
- ショート:1〜2プッシュ
- ミディアム:2〜3プッシュ
- ロング:3〜4プッシュ
量を使いすぎるとベタつきや残留の原因になるため、「髪のダメージに合わせて適量を」が鉄則です。
正しい塗り方と放置時間のコツ
トリートメントは「塗り方」や「時間」でも効果が変わってきます。せっかくのケアを無駄にしないために、以下のポイントをチェックしてみましょう。
塗り方の基本
- 水気をしっかりとる:塗る前に軽くタオルドライする
- 手ぐしで均等に:根元につかないよう注意しながら塗布
- コームでなじませる:ダメージ部分にしっかり行き渡る
放置時間の目安
- 普通のトリートメント:2〜3分
- 集中ケアタイプ:5〜10分(商品に記載あり)
また、お風呂場で蒸気を利用する「蒸しタオル法」や、シャワーキャップで包んで温めると、浸透力がさらにアップします。
NGな使い方とそのリスク
トリートメントは使い方次第で、髪に良くも悪くも働きます。知らずにやっているNG例を見直してみましょう。
- 根元までベッタリ塗る:頭皮トラブルやボリュームダウンの原因
- 流さないタイプと間違えて放置:ベタつきや残留成分が蓄積
- すすぎが不十分:残留で頭皮の炎症やかゆみを引き起こす
どんなに高級なトリートメントでも、間違った使い方では逆効果。正しく使ってこそ、本来のパフォーマンスが発揮されます。
まとめ:部位も時間も“ちょっと見直す”だけ
「トリートメントは毛先だけでOK?」という質問の答えは、髪の状態によっては中間〜毛先まで塗るべきということ。
塗る場所・量・時間・すすぎ方、どれも少し意識を変えるだけで仕上がりがぐっと変わります。毎日のヘアケア、ぜひ見直してみてくださいね。