
美容師直伝!枝毛を防ぐための正しいヘアケア方法と日常のポイント
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美容師直伝!枝毛を防ぐための正しいヘアケア方法と日常のポイント
枝毛ができる3つの原因
1. 熱ダメージ(ドライヤー・アイロン)
高温のアイロンやドライヤーを毎日使っていると、髪の水分が失われ、キューティクルが破壊されて枝毛の原因になります。
2. 摩擦や乾燥
タオルで強くこすったり、寝ている間の枕との摩擦でも髪は傷みます。乾燥によって髪の内側がスカスカになり、先端から裂けるように枝毛になります。
3. カラー・ブリーチ・パーマなどの薬剤
薬剤処理によりタンパク質が流出し、髪の内部構造が弱体化。ダメージが蓄積して枝毛につながります。
枝毛になると髪はどうなる?
枝毛は、見た目のパサつき・ツヤのなさ・まとまりの悪さの原因になるだけでなく、髪の成長を妨げます。
さらに放置すると裂け目がどんどん上に広がり、**健康な部分までダメージが進行**してしまいます。
枝毛を防ぐためのヘアケア方法
1. シャンプーはやさしく・泡で包むように
ゴシゴシ洗いは摩擦の元。アミノ酸系シャンプーで泡立ててから、指の腹で優しく洗いましょう。
2. タオルドライは“挟むように”水分オフ
擦るのではなく、タオルで髪をはさむように押して水分を取ります。これだけでダメージ軽減に。
3. ドライヤーは必ず使う&冷風仕上げ
自然乾燥はダメージの元。ドライヤーは15cm以上離し、最後は冷風でキューティクルを引き締めましょう。
4. 熱ダメージ対策にアウトバストリートメント
ドライヤーやアイロン前に、オイルやミルクタイプの洗い流さないトリートメントを使うことで枝毛の発生を大幅に抑えられます。
5. 定期的な毛先カット
枝毛は一度できると元に戻りません。1〜2ヶ月に1度のメンテナンスカットで“予防的ケア”を行いましょう。
やりがちだけどNGな習慣
- 髪が濡れたまま寝る:摩擦+キューティクル破壊の原因に
- 高温のコテを長時間当てる:180℃以上は要注意
- 同じ場所で何度もアイロンを滑らせる:焦げリスク&内部破壊
- ブラッシングを力任せに:絡まりは手でやさしくほぐすのが正解
おすすめの枝毛予防アイテム
ナプラ N. シアオイル
軽い質感で熱から髪を守る。ドライ前におすすめ。
エルジューダ エマルジョン+
柔らかく仕上がるミルクタイプ。毛先のまとまり◎
ミルボン ディーセス エルジューダ ブリーチケアセラム
ブリーチ毛・ハイダメージ毛向けの集中補修セラム。
美髪は1日にしてならず。 枝毛を防ぐヘアケアを習慣にして、ツヤとまとまりのある健康な髪を育てましょう!